☆間宮沙奈 編☆

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最近、私の目の前にうっとおしい奴が現れた。 「沙奈ちゃぁぁぁん♪」 ↑コイツだ(怒) このうるさいやつの名前は八神優我[やがみゆうが] 「沙奈ちゃん!勉強なんかしてて楽しい?僕と遊ぼうょ~」 あーうるさい。 コイツが来る前は1人で勉強できて静かだったこの場所 教室も図書室もどこもうるさいこの学校で唯一静かなこの屋上 綺麗なのに誰も来ない。 そりゃそうか… このがっこう5階建てで階段が長く、屋上まで来るのがスゴく大変だから。 私はいつもここで静かに過ごす なのに... 「沙奈ちゃんは何のゲームが好きなの~?僕はね...」 なぜか最近コイツが来る。 「~っ!!うるさーい!!私はゲームなんてしません!」 どうだ!これで勉強に集中でき… 「じゃぁ、僕に勉強教えてょ?」 は? 勉強…? 「いいでしょ?お願いっ」 必死で頼み込む 「嫌です。うるさいのは嫌いですから」 「むぅ~。…ふーん。じゃぁいいょ?」 …何コイツ。 急に顔つきが変わった? 何かたくらんでる…? 「じゃっ…じゃぁ早く行きなさいょっ!!」 何なのコイツ…。
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