☆間宮沙奈 編☆

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下校時刻が近づいてきたから私は急いで支度をして階段を降りた。 ピーンポーンパーンポーン… 『2年C組の間宮沙奈さんは至急職員室まで』 「え…?私?」 やだ…職員室に呼ばれるような失態をしたかしら? 急いで職員室に向かう ───ガラガラガラッ 「2年C組の間宮です!」 「おぉ、間宮。お前に用があるんだょ。」 なんだろう… すると先生の後ろからヒョコっと誰かが顔を出した。 「やほー☆」 「やっ…やっ…八神優我!!」 何でコイツがここに!? 「コイツに勉強を教えてやってくれ。」 「えぇ!?八神優我にですか!?」 嫌だ、そんなのまっぴら御免だ。 「よろしくね…沙奈ちゃん」 やだ。 いゃ、でも断ったら成績が… 「じゃぁ、よろしく頼んだ。」 「ちょ、先生待って下さい…んっ!?」 八神優我が私の口を手で塞ぐ。 「拒否権なしだょ?先生から頼まれたらやらなくちゃ♪…ね?間宮沙奈さんww」 「んんーっ!」 嫌だぁぁぁぁぁー! 誰か…助けて下さいっ!
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