☆間宮沙奈 編☆

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八神優我と会わなくなってから5日間… ───何かが変わった 「間宮、お前また学年トップな?」 「あ…はぃ。」 テストでいくら良い点数でも先生に褒められても… ─────嬉しくない。 なんだろう? あの日から私は止まったままな気がする。 私は今日も屋上にいる 勉強する気にはなれなかった。 「私…どうしちゃったんだ?」 今までこんな事無かったのに。 今の私は何をしても嬉しくない。 何かが足りない。 何かがない気がする。 胸に空いた穴はなんだ? どうしちゃったの? 私は… 八神優我がいないとダメなの? 「あはは…わかんないょ」 屋上で寝て空を見上げてたら色んな事を思い出した。 学年トップだった時はいつも八神優我が、 「沙奈ちゃん!やったね☆僕、尊敬ちゃうょ♪」 なーんて言ってたっけ? 「沙奈ちゃん、勉強なんか楽しいの?僕と遊ぼうょ☆」 ─────沙奈ちゃん! あぁ…だから嬉しかったのかな? 見上げてる空が大粒の雫のせいで濁って見えない。 こぼれ落ちて頬を伝う。
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