小さな命

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着々と宴の準備が整われる中ミーとマルコが持って来たタマゴを一つ一つ丁寧に布にくるませてると 「なぁなぁそれが!ポケモンのタマゴか!」 さっきまでボロボロだったエースが興味津々に目を輝かせていた 「そうですよ。もう少しです。もう少し頑張ってね。」 と布にくるませたタマゴを愛しそうに撫でてやってると、エースと途中から加わって来たハルタが"俺にもやれせてくれ!"と言われて他のタマゴを同じようにして二人に渡した 「落としたりすんなよぃ!」 と念のため釘を刺す"鸛マルコ" その後も エースとハルタを見た他の隊長達やナースもやってみたいと言うことで、ミーは笑顔でタマゴを渡していった 「はい。三日月さんもどうぞ」 最後に残ったタマゴを見て"どうせなら親父にも"とマルコに言われすぐに"そうですね"と決まり丁寧にくるませたタマゴを船長室に居る白ひげに渡した (なんだよぃ。みんな此処に居たのかぃ)(よっ!!鸛マルコ!!)(産まれた瞬間を親父に見て貰いてぇんだよ!)(残念。親父の分のタマゴを持って来たから出ていけよぃ)(いいじゃねぇか!みんなで見れば)(船員達にその瞬間を見せないつもりかぃお前ら?)
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