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「リッグ…いつまで寝てるの?早く起きなさい!」
母の声に、主人公リッグは目覚めた。
リッグ「分かったよ…うるさいなぁ」
母「なんか言ったかい?そんなに朝ご飯抜きになりたいのかい」
リッグ「それだけは勘弁してくれ」
母「冗談だよ、さぁ早く食べて今日も元気に頑張っておいで」
リッグ「いつもありがとう…」
朝ご飯を食べ終えたリッグは仕事の支度をした。
リッグ「じゃあ、行ってくるよ」
母「気を付けて行ってらっしゃい」
家を出たリッグ。
リッグは一般企業の部長を勤めていた…(案外エリートな設定)
部下「部長!おはようございます!」
リッグ「やぁおはよう」
部下2「部長!今日はおデートはなさらないのですか?」
リッグ「あのな…おデートってなんだ?丁寧なのは有り難いんだが…そこは普通にデートでいい。それに彼女は今日来ているのか?」
部下「来てますよ!こちらへ」
部下に案内され、行った先は…?
リッグ「なぜ食堂?」
部下「彼女、今日当番なのですよ!」
リッグ「それは楽しみだ」
???「あら、リッグじゃない…おはよー」
リッグ「やぁキアリー。おはよう」
彼女の名はキアリー。リッグの恋人でもあるが…
この企業のアイドル的存在でもある。
リッグ「今日の昼飯はなんだ?」
キアリー「今それ言っちゃったらつまらないでしょ?秘密よ」
部下「では僕にだけ特別に…っ!痛いですよ部長!」
リッグ「俺に秘密にするって事は相当いい料理なんだろうな…楽しみだ」
キアリー「期待してていいわよ」
部下は叩かれた頭を撫でながら
部下「部長、では僕は仕事に戻りますのでごゆっくり」
リッグ「ああ、悪いな、頑張りなさい」
部下が食堂から出る。
キアリー「また2人っきりになったわね」
ニヤニヤしているキアリー。
リッグ「料理は大丈夫なのか?放置してるみたいだが」
キアリー「あ…!忘れてた!」
急いでキッチンに戻って、すぐさま戻ってきたキアリー。
キアリー「ふぅ…」
リッグ「大丈夫なのか?」
キアリー「最高の出来栄えだったわ」
リッグ「ああ…早く昼にならないかなぁ…」
キアリー「そんなに私の料理が楽しみなの?食いしん坊ね全く」
と言いながら笑っているキアリー。
リッグ「ははは。仕事してると腹は減るものさ」
キアリー「そうなのかしら…私は料理位しかしてないから分からないわ…」
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