始マリノ時

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リッグ「いやいや…料理も立派な仕事の一つだよ」 キアリー「そうかしら…」 リッグ「ああ…もちろんさ」 キアリー「そう言ってくれると嬉しいわ」 キアリーがリッグに近づく。 リッグ「んと…展開早くないか?」 キアリー「そう?もう三年の付き合いなんだから、そろそろ良いんじゃないかしら?」 リッグ「でも…」 突然辺りが暗くなる。 リッグ「なんか嫌な気配がするな…」 キアリー「分かるわ。何かが起きそうな予感…」 途端、2人に強い眠気が差す! リッグ「なんか…眠くなってきたな…」 キアリー「少し休みましょうか」 調理場を出て休憩所へ向かう2人。 リッグ「!!」 キアリー「どうしたの?」 リッグ「部下達まで寝てる…」 キアリー「これは何かが起きるわね…」 休憩所に着いた2人は眠さに耐えられず、眠りにつく。 しばらくして起きるとそこは… リッグ「ここはどこだ?」 キアリー「分からないわ」 未知の場所にいた。 リッグ「どこかの森のなかのようだな…あれは?」 リッグが見た先には… キアリー「まぁ…かわいい」 かわいらしいモンスターがいる。 リッグ「こいつはなんだ?モンスターか?」 キアリー「ペットにしちゃいたいわ」 すると… 急にモンスターが襲いかかってきた! リッグ「危ねぇ!」 リッグが力任せにモンスターを突き飛ばす! キアリー「…」 リッグ「ここは危険だ!どこか安心出来る場所を探そう」 キアリー「ビックリして腰抜かしちゃった…」 地べたにぺたんと座り込み、動かないキアリー。 リッグ「仕方ないなぁ…おんぶして行くよ」 キアリー「ありがとう…」 しばらく歩いて行くと… またもやモンスターが! 襲いかかってきた! リッグ「ダメだ…やられる!」 ???「龍藝撃」 モンスターは倒れた。 リッグ「!?」 ???「怪我はない?」 リッグ「ああ…ありがとう。俺はリッグで、こっちが愛人のキアリーだ」 キアリー「腰抜かしちゃってますけど」 ???「あはは。僕はアウル」 リッグ「アウル君か。良い名前だね」 アウル「ありがとう。で、お二人はどこから?」 リッグ「それが分からないんだ…急に睡魔に襲われて…気付いたらここに。」 キアリー「いい被害者だわ私達…」 アウル「なるほど…ここは地空界と言う場所」 リッグ「なるほど…道理で分からない訳だ…」
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