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未知ナル世界デノ出逢イ
アウル率いる3人はその後、森を抜け草原を抜け荒野を抜け…
リッグが疲れ果てた様子で
リッグ「アウル…街はまだか?」
アウル「もう30km位歩いたら着くかな」
キアリー「果てしないわね…私自分で歩くわ」
リッグ「大丈夫かい?」
キアリー「ええ…大丈夫よ、ありがとう」
そして街目指して歩き続ける3人。
そこへ…
またもやモンスターが現れた!
アウル「ここは任せて…龍藝撃」
モンスターを倒した!
リッグ「突き飛ばす位なら出来るけど倒す事は出来ない俺…非力だな…」
アウル「あはは。そのうち色々なスキルを覚えたりするさ。」
キアリー「スキル?」
アウル「説明してなかったね。この地空界ではモンスターとの戦闘が常に絶えない。だからこの星にいる人達は皆、何かしらのスキルを覚えているんだ」
リッグ「なるほど…でも俺とキアリーはこの星の人間じゃないから、覚えられないのでは?」
アウル「いい質問だね。そう…君達はこの星の人間ではない…けど武器を装着する事で、様々なスキルを覚える事が可能になるんだ」
キアリー「私癒し系かな?」
リッグ「?」
アウル「あはは。リッグ君」
リッグ「ん?」
アウル「キアリーさんの言ってる癒し系…それは回復魔法を使える人の事を指すんだ」
リッグ「なるほど」
キアリー「フェアリーヒールとか出来ないかな?ワクワク」
アウル「フェアリーヒール?」
キアリー「あら?違うのね…」
アウル「その魔法は聞いた事ないなぁ…ヒールなら何度か見たけど」
キアリー「まずは初級魔法からっ」
リッグ「俺は基本から学ばなきゃな」
アウル「街に着いたら僕から2人に武器をプレゼントしよう」
リッグ「いいのか?」
アウル「せっかく出会ったんだからね。この位させてくれよ」
キアリー「優しいのね…ありがとう」
アウル「この位朝飯前だよ」
リッグ「なんかかっこいいわ…俺もいつかああいう風になりたい」
キアリー「何百年後の話かしら?」
リッグ「900年後?っておい!」
思わず乗ってしまい、焦りながらツッコむリッグ。
キアリー「じゃあ何千年後?」
アウル「1万2千年後かな」
リッグ「創聖のア○エリ○ンか!」
キアリー「リッグがツッコむの久しぶりに見たわ」
笑いながら言うキアリーと
アウル「リッグ君弄ると楽しそうだ」
と楽しんでいるアウル
リッグ「全く…」
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