468人が本棚に入れています
本棚に追加
/297ページ
老人「しかしこれを良しと思わぬお主の父と覇権を争うやからが、お主の父を殺そうと企んだ
儂はいち早くこれに気づいた
しかし儂らに味方するものはいなかった
金を渡しておったからじゃ
儂は幼いお主の父を連れここに落ち延びた
しかし、代々家にあった七星剣は奪われた
しかしもうこのことは恨むでない
今の帝はこのことを知らぬ
儂はお主の父を育てた
お主の父が成人したころ、お主の父は山賊に襲われている女性を助けた
それがお主の母じゃ
お主の母の名は星栄といいとても美しかった
お主が産まれてまもなく病で倒れた」
最初のコメントを投稿しよう!