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「ネックレス…気に入ってくれるといいけどな…」
俺は車に乗りながらふと呟いた。
時計を見ると夜の8時過ぎ。
もうこんな時間か…仕事がなければ1日一緒に居れたのに…。
早く行かないと君は寝てしまう。
俺は君の家まで車を走らせた。
《ピンポーン…》
『はーい…、あっ昌行…』
君は既にパジャマ姿だった、間に合ったみたいだな…。
「中…入っていいか…?」
『うん…いいよ?』
「ありがとな…あ、これ誕生日プレゼント…」
部屋の中に入るといい香りがする。
君の匂いだ…
俺は落ち着いて言い照れ臭そうに渡した。
『えっ…いいの?こんな高そうな物貰っちゃって…』
「最近会えてないし何も買ってやれてないだろ?値段なんて気にしなくていいから…」
俺は君の髪を撫でながら微笑んで言った。
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