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ピピピ…
『ん?・・・あーあぁおはよう母さん』
大吾は今はもういない母さんの写真を見ながら腕を伸ばす
そして制服に着替えて朝食を取った
『じゃあ行って来るぜ』
大吾は鍵を閉めていつも学校に行く道を歩いていた
「おい!!!金獅子」
突然後ろから大吾を呼ぶ声
『なんすか?』
大吾が後ろを向くとヤクザが数人
「昨日テメェ頭の息子さんを殴ったんだって」
『あー…はい多分殴ったっス』
大吾は昨日の事を思い出しながら答えた
「だから俺達が仕返しに来た」
ヤクザ達の後ろからもゾロゾロとヤクザがたくさん
『やっべ…逃げっかな』
俺はヤクザ達に背を向け逃げ出した
《回想終了》
『勘弁してくださいよ』
「うるせー黙って俺達にボコられろ」
ヤクザ達はまだ俺を追いかけて来る
かれこれもう2時間
するとジリリリリリ
『ッ!!(何だ電話か今出られねぇよ)』
ジリリリリリ
どんどん音が大きくなる
『(うるせぇ)誰だよ!!』
電話に出た瞬間景色が変わっていた
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