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(梅川が…、あんなこと思ってたなんて…。知らなかった…。)
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保健室に2人。
すごく、気まずい空気のなか、
涼介「本当なんだ…。でも、俺もお前に言いたぃことがある。」
捺海「……。なに??。」
涼介「俺……。お前が好きだ!!小さい頃から、捺海が好きだ。なぁ…??付き合ってくんね…?」
捺海「えっ……。」
いきなりの告白に、戸惑ってしまった私。
涼介「無理だよな…。」
捺海「別に無理とかじゃなくて…。そのぉ…。」
涼介「じゃ--、付き合ってくれるのか?」
捺海「そうでもなくて…。だから、そのぉ…。」
涼介「じゃーなんなんだよ…。」
捺海「だから、そのぉ…。涼介のことは好きだよ。捺海のこと、1番に思ってくれて、優しくて、相談乗ってくれる涼介は好きだよ。でも、恋愛とかじゃなぃ…。幼なじみとして、好き。」
涼介「お前。本当にバカだなぁ。」
捺海「えっ……。」
涼介「捺海が、誰を好きになろが俺には関係ねぇーよ。でもな?生徒が先生を好きなったて、叶う訳ねぇーんだよ!!ただ、後から、辛いだけなんだよ!!」
バシンッ。
私は、涼介の頬を叩いた。
捺海「人の恋をバカにしなぃでよ!!叶わないか叶うかは、自分自身が決めるの!!涼介にとやかく言われる必要はなぃ!!涼介なんて……。大嫌い!!!」
そう言い捨て、私は保健室を出て行った。
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