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「……ル。………ハル？
ねぇ、ハルってばっ！
大丈夫？やっぱり調子悪い？
それとも、もしかして……ハルも王子様にやられちゃったクチ？」
え？
……？
それはどうゆう事？
「……あ、ごめんっ。
考え事してて……。
体は大丈夫。
私、生まれつき体は超頑丈なんだよ！
それよりも、王子様って……さっきの人の事？」
「そうだよ。
ハル、本当に知らないの？」
訝しげなナツの顔。
私は、無言でうんうんと首を縦に振る。
ナツは「はぁー、こんな子もいたんだ」とか何とかブツブツ呟きながら、チョット呆れ顔。
「あのね。
うちの学校の生徒会長は、超有名人でアイドル級の人気者なんだよ……」
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