回想1~告白~

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両想いだったのだ。 ここは覚えている。 祐子の告白に「俺も…」と控えめに答えたのだ。 この時の衝撃も計り知れない。 電撃が脳天から全身をめぐり隅々へ走り抜けてから、その後は地球を割ってしまったのではないか。 呆然と真っ白になった祐子は何も感じることができなかった。 戻った感覚が最初に捉えたのは喜びであったと思う。
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