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このモヤモヤが消えない限り、アタシは先へと進めない気がする。
でも、このモヤモヤはなんだろう。考えても、その正体がよくわからなかった。彼氏は欲しいけど、自分をごまかした恋はしたくない。
アタシはそう決め、無理に恋を探すことはしなかった。
優「――っ・・・なんか今日、お腹痛いんだよねぇ。お腹こわしたかなぁ?トイレ行ってくるぅー」
お腹をスリスリとさすり、優梨は立ち上がった。
優「ヨイショっと・・・」
大きくなったお腹を抱え、トイレの方に向かって行った。
美「いいなぁ。好きな人の子供がいるんだもんね。アタシもミツの子供が欲しいよぉーっ!」
美亜は優梨が出ていったドアを見つめ、羨ましそうに言った。
平凡で・・・普通の毎日
でも、失恋や束縛に悩んでいた日々に比べたら幸せなのかな?
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