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女性の看護師が来て、優梨のお腹に吸盤のような物を置いた。
看「あー・・・今は5分間隔の陣痛ですね。2分間隔くらいになったら、出産が始まりますよ」
吸盤と繋がっている機械の画面を見て、看護師はあっさりと言った。
そして、笑顔を残し病室から出て行く。
5分間隔?
アタシはよくわからないけど、優梨にはわかったようだった。
芽「・・・どうゆうこと?」
優「陣痛って・・・間隔をおきながら来るんだよね。――ッ、ヤバい、来たぁ・・・アァッ・・・ウッ―――!!」
繋いだ手を優梨がきつく握った。
芽「――ッ!!」
優「い・・・痛ぁい!!」
優梨は叫びながら苦しそうに顔を歪ませていた。
・・・どうしたらいいの?
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