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「ちょ、立夏?なんで俺、押し倒されてんの!?」
「なんでって……お仕置きに決まってんだろ。相変わらずユルいんだよ、お前は」
立夏の奴!平然とした顔でさらっと恐ろしいことを!
「ちょっと待て!今日は隣のハル兄の部屋に輝が泊まりに来てんだぞ?考え直せ!」
「お前が静かにしてれば問題ねぇだろ。まぁ、無理だろうけど」
「は?……んあッ、」
「な?」
「……」
くっそ、悔しいけど立夏の言う通り、声が勝手に!
隣に絶対筒抜けだし!
俺が恥ずかしがるのわかっててやってるな、こいつはッ!
「もう俺以外の奴に触らせんなよ。相手が黒瀬でもやっぱムカつく」
「わかっ……んん!」
「ほら、我慢しねぇとあいつらに丸聞こえだぞ?」
「ぅ……」
──その晩、いつもより倍の時間をかけてゆっくり執拗にヘロヘロにされた。
何とか耐えたので隣の二人にはバレてない、はず。
とか思っていたのに……
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