ドスギアノス急襲

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サクッサクッ 「ふぅ、やっと着いた」 村長のクエストは雪山以外じゃないと馬車が出ない、まぁお金がかかるから仕方が無いが… 「帰るのにも時間がかかるし早く終わらそう」 そう思いながら足速に山奥にむかった… 頂上付近まで来るとギアノスの群れがいた。 そのギアノスの中に一際大きな奴がいた。 「あいつがドスギアノスか、おっしゃ!一丁やってやるぜ!」 俺はドスギアノス向けて一直線に走った。 むこうもこっちに気付いたみたいで吠えている 「とりゃ!」 近くに居たギアノスに切り掛かる、 グキャ! ギアノスは吹っ飛んだがまだ生きているみたいだ、するとドスギアノスが自分目掛けて飛び掛かってきた! 「のわっ!」 運よく避けれたものの当たってたら骨の一本や二本はいってたと思う。 俺は素早く立ち上がり、ドスギアノスがこっちを向いた瞬間に切り掛かった! ギャー ドスギアノスの左目に当たった、左目から血が出ている、もう一度切り掛かかろうとしたその時! 「ぐはぁ!!」 ギアノスの跳び蹴りを喰らったのだ! たいした怪我はなかったものの吹っ飛んだ先が悪く、石に顔をぶつけてしまった 「いって」 鼻血を流しながらふりむくと、ドスギアノスがいない、隙をみて逃げていたのだ 「クソッ」 さっき蹴り飛ばしたギアノスが調子に乗って噛み付いてきたが 「さっきから、うっとーしいんだよ!!」 そういってギアノスの頭を素手で殴ってしまった グギャ どうやらテクニカルヒットだったみたいで吹っ飛んだギアノスは動かなくなった 辺りを見ると完全にドスギアノスの姿はなく雪だけが降っている。殴ったせいで痺れてた手で鼻血を拭き取りドスギアノスのにげた道を追いかけた
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