新撰組屯所にて…

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「証拠かー。ん~……じゃあ藤堂さんちょっと出てもらえますか?」 「お、おぅ?」 「それで、沖田さんは土方さんを捕まえて、口をふさいどいてください。」 「う、うん。土方さんちょっと失礼しまーす。」 「あぁ…。」 「それじゃあ言いますけど、土方さん恨まないでくださいね…。」 「?」 「それじゃあいきますよ、豊玉発句集さん♪」 「!?」 すー 「梅の花 一輪咲いても 梅は梅「ひょ、ふぇめぇふぁふぁりふぁふぁふぇ!!!!!!(ちょ、てめぇ黙りやがれ!!!!!!)。」 しれ八迷ひ しなけれ八迷はぬ 恋の道「ふぁーーーー!!!!!!!!(あぁーーーー!!!!!!!!)。」 まぁ、このくらいにしときます。沖田さん、土方さんを放していいですよ。」 「君、それ僕と土方さんしか知らないはずなのに、何でしってるのかな?」 「だから、言ったじゃないですか。私は、“未来”から来たって。 土方さんの豊玉発句集、向こうじゃけっこう有名なんです。」
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