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それから数日、付き合い始めた頃の態度で、俺に接してくれてた。
しかし、長くは続かず、また逆戻りしてしまった。
俺はそれから変わることを願って2ヶ月待った。
俺の願いは虚しく、変わることは無かった。
俺は完全に冷めてしまった。
別れよう。そう思って、今の気持ちを茜と慎吾に話した。
すると、
茜「この前、遥に聞いてみたんだけど…。遥はもう冷めてるみたいだよ…。」
それを聞いて、少し怒りを感じたが、モヤモヤした感情も吹き飛んだ。
俺は決心したが、1つ気になることがあった。
俺「じゃあ、なんで遥はこの前別れを拒んだのかな…。何の意味があったのかな。」
慎吾はいつも見ないくらい真剣な顔で
慎吾「ただ『彼氏がいる』ってことだけだったんじゃない?友達にも自慢出来るし、勝也はあまり突っ込んでいかないから、自分の好き勝手できるし。いいように利用されてたんじゃない?」
いつもなら優しい慎吾もこの時はキツイ言い方になっていた。
俺のことを思って考えてくれたのがわかって俺は少し嬉しかった。
しかし、慎吾の話は仮にも予想なので、心に留めるだけにしておいた。
そんな考えてるとき、茜が重く口を開いた。
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