目覚め

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でも、内心こんなデタラメ並べてこんな事言っている自分に笑えた。 そしてこんな事で騙されている、この子は本当にバカだと心底思った。 顔では、心配そうな顔をしているが内心は笑いたくて仕方がない。 もはや、顔に出ていないか心配なほどに………。 君の… その涙でぐしゃぐしゃになった… 瞳が…… その口元が……… 俺自身をもっとも興奮させてくれる もっと… 君の歪んだ顔が見てみたい… もっと… カナリアのような甲高い声で…… 『絶望』をさえずってくれ そして……『絶望』を覚えた顔を…………      『みせてくれ』 そして… 少しずつ… 少しずつ… 『絶望』と『恐怖』を…… 植え付けてあげる。 さあ、牢獄のお姫様。 これから、楽しませてくれ
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