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錯乱したかのようなアイカを見て、マナトはとっさにその右手にある注射器をアイカに打とうとするが、暴れ狂うアイカを押さえつけることが出来ない。
手錠の渇いた鉄特有の音と、アイカの発狂したかのような声が部屋中に響き渡る。
学都:「アイカちゃんっ!アイカちゃん!!」
「大丈夫!これを打てば…おさまるから!!」
マナトは必死にアイカを落ち着かせようとするが、やはり無理のようだ。
まあ、少々手荒な事をすることになるが仕方ないか……と、マナトは右手にある注射器をいったん横にある机に置き、アイカに近付く。
学都:「アイカちゃん…ごめんね…」
「少し…痛いかも……」
「我慢、してね??」
そうアイカに告げて、マナトはアイカの首に手をかける。
それでも、アイカは暴れているが首にかけている手をマナトは一気に力を込め、アイカの首を絞めた。
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