第二章~捕らわれ~

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愛華:「っぐ、かはっ」 はぁはぁはぁ 必死に息をするアイカ 学都:「ちぇっ…つまんね」 「少しは抵抗しろよ」 「何?俺に殺されたいの?」 「抵抗ぐらいしろよ、つまんないじゃん!!」 そう言って、悪気がないかのような言葉と態度にアイカは恐怖を覚えた。 この人は、人が苦しがっているのを見て……楽しんでいる この人は…狂っている、狂っている!! そんな事がぐるぐると脳裏を巡って、恐怖という恐怖がたくさん生まれてくる こわくて……こわくて… この人が…恐怖 ……殺されかけた また、同じことをされる… そう思い、またぐるぐる巡って、とうとうその場に嘔吐してしまった うげえぇぇぇ っぐ、うっ…… 涙とこの異常な目眩 気持ち悪い… 苦しい……辛い。 そんな全てが吐き出された
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