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学都:「うわっ!?何いきなり吐いてるんだよ!?」
「まじないわー、うわあぁ…」
アイカは、もう何を言われても筒抜けだ
マナトは、いきなりアイカの髪を掴み
……まさかの行動をとった
学都:「ねぇ、自分でここ汚したんだろ?」
「自分で綺麗にしろよ。」
ニヤァっとマナトは気味悪い笑みを浮かべ、掴んでいたアイカの髪をギュッと乱暴に引っ張り、その嘔吐物に向かいアイカの顔面をそれになすりつけた。
愛華:「ゴホッ、ゴホッ
「うぐ…んぐ……」
嘔吐物特有の酸っぱいにおい
気持ち悪くて仕方ない
うぐっ、うぐっ、と再度込み上げる「それ」
今にも「それ」をまた吐き出そうとしているアイカ…
それを見て…マナトは………
学都:「おい、おい」
「勘弁しろよ、綺麗にしろって言ったのに」
「また吐く気か??」
「それじゃ…いつまで経っても………綺麗にならない ぞ?」
そんなこと言っているが、この人は笑顔だ……。
こんな事させて、笑顔なんておかしい
こんな……こんな…こと…人間にさせる…なんて…
そうアイカは心の中で思ったが、口には出さなかった。
ロにすれば……、次は何をされるかわからないからだ。
そう…
これは…
一番…
利口なことだ…。
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