どうしたらいいんだ

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「阿倍 樹,川崎 豊だな」 目の前の ライオン人間は、ポケットから出した紙を見ながら言ってきた。 「いかにも 僕は川崎 。こいつは 阿倍。 僕らに何かようですか!?」 豊は普通に返事をした。 ってかなぜこんなに気安く喋れんだよ。 「驚かせてしまってすまない。 樹よ 驚かんでくれ 」 オレに気を使ってくれているのだろうか。 「あっはい,だっ大丈夫です」 オレはすこしビビりながら返事をした。 「まずオレの名前はレオンだ。そしてさっき見たように、オレはライオンに変身できるんだ」 そんな簡単に言わないでくれよ。 頭が混乱している。 「なんかカッコいいっすね」 なに こいつ気軽に言ってんだよ。 「ちなみに オレは人間からライオンに変われるんだ ライオンから人間じゃねぇぞ」 「ははぁ そうなんですか」 そんなのどうでもいいだろ 「そんなのどうでもいいとか思ってンだろ?」 「いっいえ」 思ってるよ 「オレは昔は普通の人間だったんだぞ」 「そうなんですか,どうしてライオンになれるようになったんですか」 「それは またあとにしよう」 どうでもいいんじゃねぇか 「まずここはダメだ 学校の登校中だろとりあえず学校に行くんだまた会いに来るそれまで勉強を欠かすな」「わかりました」 なぜか声が揃った 「じゃあな」 シューゥ そしてレオンはライオンに変身 「がァァァァァオン」 さよならとでも 言ってんのだろうか ドンドンドンドン!! 「行ってしまったよ」 「夢か!?なんなんだよ今の」 「なんかヤバそうなのに巻き込まれちったな(笑)」 なんでわらってんだよ!? 「とりあえず学校行こう」 「そだな でもこれじゃ遅刻だよ」 「たまには いいじゃん」
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