だから俺は姉貴一筋だっつってんだろーがあああ!

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「何だこれは」 「つまようじ?」 「………テメーまじぶっ飛ばすぞ糞ガキがあああ!何がつまようじ?だあああ!こっちが聞きてえよ何でつまようじなんだよコノヤロー!!」 「だってさっき"ちっ"て言ったじゃん。歯に何か詰まってんじゃん」 「どんな解釈?!どー考えても舌打ちだろうが!」 朝方低血圧の俺をここまで怒らせるのはたぶんコイツしかいない。 出会って一週間しか経ってないがこれだけは確実に言える。 死ねばいいのに。 「まあまあそー怒らずに。座りましょーよ変態」 「オメーが怒らせたんだろうが。そして俺は変態じゃない」 「まあまあそー怒らずに。座れよヅラ」 「ヅラでもねーよってか最後らへんうぜーな」 首をへし折ってやりたい衝動に駆られながらも何とか自分を落ち着かせる。 「つーか何でテメーがここで寝泊まりしてんだよ」 「それはほら…、ね?」 「ね?ってなんだよ!そんでなんでちょっと頬赤らめてんだよ気色ワリーな!」 目潰しをしてやりたい衝動に駆られながらもなんとか自分を落ち着かせる。 「だって…、あ、あんなとこ見せられたら…ぷぷっ」 「オメーじゃ話にならねえ。店長出せ店長」 「ぐはあっ!ちょっ目痛い!痛いヅラァァア!」 涙目で叫ぶ糞ガキを外に追い出し、携帯を耳に当てた。 「アバンチュールな夜は過ごせましたか」 「おかげ様でドメスティックなバイオレンスを過ごせましたのでお礼にお前を血祭りにするね」 「アハハ、それはそれはドS発言アザース!」 ブチッ! 逃がさねーよドM店長が…!
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