愛してる だなんて

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神楽 「銀ちゃぁん!!」 神楽と新八は俺の身体を揺する 俺は動かない腕で心臓に刺さっている刀を抜いた 銀時 「ぐぁっ…っ!」 激しい痛みがまた襲った 身体から血が抜けてゆくのがわかる 新八 「な、んで…銀さんっ…」 銀時 「…け…が、ねぇ…か?」 声が思うように出なくて 上手く話せない。 神楽 「銀ちゃん、が護ってくれたネ。だから怪我なんてないアル!!」 銀時 「なん、で…泣…いてやが、る」 新八と神楽は泣いていた。 俺にしがみついて 止めてくれよ。 なんか俺悪いことしてるみてぇじゃんか 神楽 「…うっ…ひ…銀ちゃんっ…死なないでヨ」 銀時 「…わりぃ…それ、だけは…守れねぇ…かも、な。」 新八も神楽も俺も わかってるんだ もう助かりゃしねぇって そんなのはただの祈りでしかないって。
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