プロローグ

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「あぁ……やっぱりこの小説何度見ても泣ける」 とある教室で一人、女の子が呟いた。 「沖田さん、なんでそこで労咳になったの?」 おそらく周りから見れば、かなり頭大丈夫?状態だ。 携帯を見ながら泣くってどうよ? いかにも、 この頭大丈夫?な女の子が 桜井 琥珀(サクライ コハク)十六歳の高校二年だ。 容姿は綺麗系というよりは可愛い系であり、髪は茶髪のショートカット、背はチビの中のチビ。 かなりのお馬鹿ちゃん。 すぐに人に騙されやすい。 しかも…… 「土方さん!!潔し過ぎ!!」 うん。 独り言も激しかったりする。  
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