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「おはよう、母さん。父さんは?」
忙しそうにバタバタしている母さんに聞くと、もう外に行ったようだった。
僕も行かないと。と急いでご飯を食べる。
父さんの仕事を手伝うのが"いつも"の事だ。
僕がご飯を食べ終わり、支度をしに部屋に戻ろうとすると、突然鋭い痛みが身体中に走った。
「……ぐっ」
椅子や周りにあったものと同時に倒れる。
僕が心臓の辺りを握り締め、床にうずくまっていると、大きな音を聞きつけた母さんが駆けつけてきた。
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