空を飛んでみる…

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こうして、集められた風船はおよそ100個。 これから、早速練習することにしたマサルマサエ姉弟。 さすがに、一度にそんなには必要はないだろうと20個ほど膨らませ、紐を結んで準備完了。 薄暗くなると同時に姉マサエと近所の公園に向かった… 辺りには誰もいない。静かである。 微かに聞こえる蝉の鳴き声に混じり、時々聞こえる阿呆鳥の鳴き声が僕達姉弟を嘲笑っているかのようだ。
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