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【子供の保護】
虐待を受けている子供を救い出す仕事。虐待を受けた記憶の新しい年齢の者に与えられる。
この仕事をする者達は、子供の「保護」だけでなく加害者の「断罪」のきっかけにもなるのだと言い含められている。また、拘束した加害者の処遇については聞かされていないことが殆どで、中には復讐心から楽しんで仕事を遂行する者も居る。
仕事は、人目に付きくく、見られたとしても容貌が見られにくい夜に行う。依頼された仕事は、先輩達等が収集した情報を元に行っている。得られる情報の内、仕事先となる家の間取りや家人の人数と活動時間は特に重要で、それが無ければ多くの危険を伴う事となる。
仕事の為に衣服が支給されており、闇に紛れやすいように黒や藍色に染められている。また、護身用に銃や加害者を拘束する道具も支給される。
拘束具は、子供を助け出すのに「邪魔されない為」と説明されている。だが、本来の目的は後に行われる回収を「抵抗されずに行う為」である。
助け出す子供が泣いたり暴れたりするのを防ぐ為、独自に開発された揮発性の睡眠薬も支給されている。この睡眠薬は、病院への移動が終わった頃に目が覚めるよう出来ており、概ね体に害は無い。
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