入学式

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女はおどおどしていたが明久 が 「あれは『勝手にしろ』ってことでアイツなりの了承の証。」 なんて余計なことを言うから 「そうなの?ありがとう。」 結局二人ともついてきた。 「ねぇ、進藤君。お話しようよ。」 俺の早足にちゃっかりついてきてそんなことを言う。 「あはは、進。楽しそうだな。」 ……ツカツカツカ …ゴツン。 明久がムカつくから拳骨を脳天にお見舞いした。 「痛っ~~~~~!!」 「むぅ……。私のことは無視するのに…。」
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