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遅刻をするわけにもいかないのでひとまず家を出た。
「あ、おはよう♪進藤君」
気づいたか…
俺は無視して歩くと
「むぅ…。」
膨れっ面でついてきた。
…明久は何処に行きやがった?
会ったら直ぐ様処刑だな。
「進!!よっす♪」
噂をすればなんとやら
…ゴツン!
手始めに脳天拳骨。
「痛ぅ~~~~~!!
何しやがる!?」
ゴツン!
「……。」
二発目…
「す、進君?怒ってらっS『ゴツン!』
痛ってぇ」
「……。」
ゴツン!
「い、痛いから。」
ゴツン!
「ごめんなさい!」
明久は直ぐ様土下座した。
「俺が何について怒っているか」
「すみません。すみません。…つい」
スッ…
腕を振り上げると明久はしがみついて謝った。
「特別だぞ。」
「はい…」
俺達の光景を見て香織は苦笑いしていた。
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