第一章

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桜『椎名桜です。よろしくお願いします』 桜も沖田に自己紹介をする 沖「あれ?」 桜『?』 沖田は桜の顔をじっと見た後、不思議そうに声をあげた 沖「君、呉服屋の伊勢屋の一人娘だよね?」 桜『はい。伊勢屋の娘です………』 先程見た家や呉服屋の光景を思い出し、桜の表情が再び曇る 沖「やっぱりそうか。僕、何度か着物買いに行ったことあるんだよね。って大丈夫?」 沖田はどこか嬉しそうに語っていたが、桜の様子に気付き声を掛けた 土「さっきからこ「もしかして土方さんに何かされた!?この人手が早いからなぁ………天然っていうか、無意識でタラシだし。そうじゃなくてもタラシだけど……」 沖田は土方の話を遮り一方的に話を進め、土方の欠点のようなものを語る 土「言いてぇことはそれだけかぁ?総司ぃ」 沖田が思う欠点を語られた土方は、額に青筋を浮かべながら沖田に問い掛けた
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