第一章

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沖「もっと言ってもいいんですか?」 土「おめぇはっ………もういい。こいつは雨ん中つったっていたから連れて来たんだ。保護だぞ、保護!!」 つっかかってくる沖田への怒りを抑え込み、保護を強調しながら連れて来た訳を話す 藤「なぁ土方さん、俺らもう行ってもいいか?総司もあんまり怒らせるなよ……」 半ば忘れられていた藤堂が話に割り込み、呆れながら言う 土「あぁ。こいつのせいで話がそれちまった。風呂から出たら近藤さんの所に連れて来てくれ」 藤「はーい。凄く濡れちゃってるから、とりあえずこの手ぬぐいで拭いてから行こっか」 藤堂は桜に手ぬぐいを差し出した 桜『すみません。ありがとうございます』 桜は手ぬぐいを受け取り、髪や体を拭いていく 藤「土方さんの分もあるよ」 藤堂はそう言い土方にも手ぬぐいを差し出す
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