第一章

16/41
前へ
/47ページ
次へ
藤堂について歩いていた桜は足を止め、廊下で口喧嘩をしている二人の方へ振り返った 桜『止めなくてもいいんですか?』 二人を見ながら心配そうに藤堂へ尋ねる 藤「あの二人はいつもこうなんだよね………でもああ見えて仲がいいから大丈夫だよ。じゃれ合ってるって感じかな?」 桜『そうなんですか……』 とてもじゃれ合っているようには見えないが、仲がいいからこその口喧嘩なのだろうか…… 初めて見る桜には少し理解しがたい光景だった 藤「うん。土方さんと総司は兄弟みたいなもんだからね。じゃあ行こっか」 桜「はい」 再び歩き始め、着替えをとるために藤堂の部屋へと向かう
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!

143人が本棚に入れています
本棚に追加