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藤「これがいいかな?綺麗だし……」
箪笥の中から淡い緑色の着流しを取り出した
藤「桜ちゃん、これでもいい?」
桜に着流しを手渡しながら問い掛ける
桜『はい。ありがとうごさいます』
藤「うん。じゃあ、風呂場に行こーぜ」
着流しを受けとった桜を連れて、藤堂は風呂場へ向かった
藤「ここが風呂場だよ。」
中に人が居ないことを確認すると、桜を風呂場の中へ案内した
藤「俺、外で見張っておくからゆっくり入っていいよ」
桜『すみません。着物を貸して貰ったうえに見張りまで……』
藤「大丈夫!!寒かったでしょ?ちゃんと温まらなきゃダメだよ。外にいるから、何かあったら声掛けてね」
申し訳なさそうにする桜に優しく声をかけると、藤堂は外へと出て行った
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