第一章

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その頃、廊下で喧嘩をしていた土方と沖田は、口喧嘩を止めて局長室へと向かっていた 土「そういえば、総司は椎名と知り合いなのか?」 ふと疑問に思った土方が沖田に問い掛けた 沖「知り合いってゆうか、僕が桜ちゃんの家の呉服屋に何度か着物を買いに行ったことがあるんです」 土「そうか……」 土方が桜と出合った場所の近くに呉服屋はなく、様子がおかしかったことがさらに桜に対する謎を深める 沖「でも、なんか違うんですよねぇ……この前見たときはもっとこう、明るいし常に笑顔でちょっとうるさいくらいの感じだったんですけど……」 土『椎名がか!?』 沖「そうですよ。さっきは元気がありませんでしたけど……」 信じられないといった様子の土方に、沖田は心配そうに言葉を返す
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