第一章

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二人が出ていった局長室では涙を流す桜を近藤、土方、山南が心配そうに見守っていた 時間が経つに連れて少しずつ落ち着いてきたように見えるが、俯いているため表情が解らない 土「………大丈夫か?」 暫くたってから土方は桜に声を掛けた 桜『……は…い』 まだ泣いてはいるものの、落ち着いてきた 土「………そうか」 土方は桜の様子が大丈夫そうなのを確認すると、安心したように微笑む 近「もうすぐ総司達も戻ってくる頃だな」 山「そうですね。山崎君が居るといいのですが……」 桜の様子に近藤、山南もひとまず安心した 近「山崎君のことだ、きっと大丈夫」
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