光神へ

12/12
前へ
/12ページ
次へ
「そして俺は、男じゃなくて女に興味があるんだよ!?」 ""私達もそうだが?"" 「…すいません、貴女達に言った俺が馬鹿でした……」 "失礼な…大体、男の何処が良いんだ?下品で汚いし、馬鹿だし…ねぇ太陽ちゃん?" 「あの…俺、男としてそこまで言われると辛いんですけど…」 "黙れ子孫。太陽ちゃん、男は最低でしょう?" 「え…えと、まあ…女の子は可愛いですね…」 「!?」 "ねっ!!女の子は最高よね♪" 『ちょっ…太陽もあっち系なのか!?確かに太陽は見た目カッコイイから…』 「……俺、女になろうかな…」 「み、実!?どうしたの…!?さっきまで俺は男だ!!女にはなれないみたいなことを言っていたのに!?」 "……この二人おもしろいわ…桜莉" "そうだね…アイアーズ。お互いに話が噛み合わなさすぎね、いじりがいがあるわ" 「うぅ…」 「うーん…」 霊カップルに遊ばれてることを、全く気づかず、二人はお互いに悩みこんだ…… 「もうすぐ光神に着きます、実様、太陽様」 その声を聞いた二人は、ハッとして外を見た。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

114人が本棚に入れています
本棚に追加