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「そして俺は、男じゃなくて女に興味があるんだよ!?」
""私達もそうだが?""
「…すいません、貴女達に言った俺が馬鹿でした……」
"失礼な…大体、男の何処が良いんだ?下品で汚いし、馬鹿だし…ねぇ太陽ちゃん?"
「あの…俺、男としてそこまで言われると辛いんですけど…」
"黙れ子孫。太陽ちゃん、男は最低でしょう?"
「え…えと、まあ…女の子は可愛いですね…」
「!?」
"ねっ!!女の子は最高よね♪"
『ちょっ…太陽もあっち系なのか!?確かに太陽は見た目カッコイイから…』
「……俺、女になろうかな…」
「み、実!?どうしたの…!?さっきまで俺は男だ!!女にはなれないみたいなことを言っていたのに!?」
"……この二人おもしろいわ…桜莉"
"そうだね…アイアーズ。お互いに話が噛み合わなさすぎね、いじりがいがあるわ"
「うぅ…」
「うーん…」
霊カップルに遊ばれてることを、全く気づかず、二人はお互いに悩みこんだ……
「もうすぐ光神に着きます、実様、太陽様」
その声を聞いた二人は、ハッとして外を見た。
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