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「今から考えると……あの二人は大変だったんだろうな…」
身分、性別、周りのもの…それらの為に……
結ばれたくとも…、結ばれなかった二人…
『それに比べたら俺は…』
"恵まれているわ…子孫"
「!?」
実はびっくりした…なぜなら、成仏したはずの桜莉の霊がぼわっと隣に出て来たからだ…
"何…驚いた顔しているの?"
「何…だって!?こちらこそ何だ!!成仏したんじゃ無かったのか桜莉!!」
"違うわ…?あれは呪いの解き方よ?私達、かなり未練残ってるもの☆…一緒にピクニックとかショッピングとか…"
「あ…アイアーズさんまで……」
にこにこしているアイアーズを見て、実は頭を抱えて呟くが…
「久しぶりですね!!」
太陽は嬉しそうに笑ってる。
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