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あぁ!!!
ヤバい。明日、告白するんだ…。
[こうき、やっぱ明日、無理だ!]
[どーした?怖くなった?]
怖くなんかないし。あたしは、告白をしたらハルと距離ができちゃいそうな感じがするからだし。ハルは恋愛とかにはあまり興味がないから無駄に意識しちゃいそうだし。
[時間ちょうだい。ゆっくり考える]
[何でも俺に言えよ。]
何か、きゅんっときた。
たまに、俺様になるやつだなぁ。
当日。
友達と一緒にいった。
「ちさと、服可愛いね。どーしたの?」
「へへっ♪」
もちろん。つい最近買った服だ。
「あはは」
え?この声は、ハル?
後ろを向いたら、優とハルがいた。
げっ!最悪。
「ねぇ、近道いかない?!」
「いいけど…、ハル君が後ろにいるから声をかければ?」
バカだ…。あたしは、避けてるんだよ!
「いや、いいから。」
ダァーッと、うちらは走った。
ふぅー。
結果、本来なら20分で行けるのに30分もかけた(笑)
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