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「着いたよ。」
ななが起こしてくれた。
降りたら、駅は古びた所だった。あたしたちは日光という寺ばかりのとこに来たからしょうがない!
「では、今から班行動です。周りには気をつけてお寺を巡りましょう。」
めんどい…。お賽銭したい。
「早く!!」
階段の上からけーちゃんと優が叫んだ。
いいな、疲れない人は。
上にはただの死人の墓だから行ってもいみないのに。そんなに死人が見たいのかな♪
「時間、平気?」
川ちゃんがうちに聞いた。
「なぜ、うちに聞くんだ?」
「時計係じゃん。」
そうだった。
「えーっと、約束の時間より5分も遅れています!」
馬鹿だなこいつら。周りを見ろよ。
うちの学校の奴等いないよ。
「諦めよ!ゆっくりかえろ。先生には怒られよう!」
おいおい、けーちゃん、班長さん失格になるぜ。
みんな、言うことを聞いてゆっくり帰ったが誰もいない!
「うちらはおいてかれた…。」
「誰のせいだよ!」
内戦勃発。騒がしいの嫌なのに。
「あっ!先生!」
「どーした?」
「待ち合わせの時間を遅れてすみませんでした。」
「え、あと30分だよ?」
…。
「和田、時計読み間違えた?」
な訳…、分だけ見てました!
みんな疲れて地べたに座った。
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