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「おはよう、ゆき。」
朝から眠そうな友達に声をかけるあたし。
私の名前は和田知里。古風な感じと言われてた。けど、あたしは気に入ってるからいい。小6だけど態度がでかいわけじゃなく、仲のいい友達が出来て毎日が楽しかった。
帰り道、ずっと好きだったハルに会った。
「ハル!」
「え、あぁ知里かぁ〓。」
「また、同じクラスだったね!」
「うん。」
軽く微笑んだ彼の笑顔は最高だった。
今年こそ…、告白する。
あたしは心に決めていた。
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