貴方に人生を捧げる

ぬくもり

2：00頃、あたしは眠たくて限界を越していた。
廊下を見て先生が見張っていないかを確認してこそこそと踊り場に行った。
予想通り。ハルはいない。
こんな時間に誰が起きるんだよって感じだし。あたしは、5分もたたずにその場を後にした。

5：00頃、起床。
あたしってある意味天才？(笑)
起きるの早い♪
だが、だれも起きてない。
「あれ？ち…さと？」
「おう、おはよ。」
次に起きたのは心優だった。
「おはよ、つうか何か音しない？」
確かにさっきからノックしてるような音が聞こえる。外には誰もいない。
（キャハハ♪…）
ん？もしかして、
「心優、壁を叩いて。」
（コツっ」
（…こんこん）
やっぱ、隣の奴が叩いてたか。