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(ガタンッゴトン)
また、3時間も電車に乗って地元まで帰った。行きよりみんな疲れていたから寝ている人もちらほら。
けど、あたしはテンションMAXだった。
とくに理由からないが(笑)
「なな、トランプをしよっ」
「寝る。」
単刀直入に言われた。
いいや、あたしも寝よ♪
(まもなく…駅…)
寝ていたのにうっすらと聞こえた。
まわりは起きてる人もいた。
「早く荷物を持って。」
先生、急かさないで下さいよ。
途中、はるさと合流。
そしてまた電車に乗って行く。
響も何故か混ざっていた。
「何か響さ、優とけいとこうきといつの間にか仲良くなったよね。」
「うん!」
「良かったね。」
「てゆうか、知里、告白成功した?」
え?はるさとか言ったの?
「うちはいってないよ。」
心を読んだのかはるさが答えた。
「こうきだよ。」
「やっぱり…!!」
何がいわないだし。いってんじゃん。
「まぁ、俺も気づいてた。」
「あの紙でしょ。」
「うん。」
パシりさせたうちが悪いな。
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