貴方に人生を捧げる

変わった人との出逢い

初めてのクラスでの席替え。となりが誰になるかが不安…。あいつはやだ。あいつもやだ。けど、最終的に隣なったのは金子。物静かなやつ。あまり、得意じゃない性格だ…。それより、給食だ。しらけるか、騒げるか。あたしの周りの席は知らないやつばっかだったから正面の奴と仲良くなろうと思ったが、こうきだった。
こうきは、去年こっちに来たばっかりなのに友達が多い。顔は顔面凶器みたいな感じで太っていて貧乏。知らない人にも馴れ馴れしい奴。
「よろしくね！」
「俺、立花弘輝。君は？」
「和田知里。」
何で、言わなきゃいけないの？
つか、マジで慣れなしくてウザイ。
これ以降は何も話さなかった。
何日か話していたら、ある日…
「なぁ、和田。」
「ん？」
「携帯ある？」
「あるよ。」
まて、やな予感が！
「メアド交換しよっ。」
予想的中。あたしは、単刀直入に
「いいよ。」
「じゃあ、これにメールしてね！」
「うん。」
何でOK したんだ…！！
まぁ、いいや。