魔法のちから

6/20

10人が本棚に入れています
本棚に追加
/153ページ
「また、ハルの事か。」 違うよ、ゆき。 体育も終わり、またつまらない授業に戻るとこだったが! 「今日って席替え?」 向こうであおいとかが話してた。 「うん。じゃあ国語は潰れるね♪」 やった!!!国語から脱出成功。 「誰の隣になりたい?」 「別に誰でもいいかな。」 今回はお見合いだから、うんじゃなくて運命だな。 はじめ、男子が席決めをした。 いじょうなくらい時間がかかる。 やっとの事で、女子の番だ。 みんな、友達で固まっている。あたしは、はるさとゆきで固まった。 「じゃあ、自分が決めた席に座って。」 先生の声で動き出した。 あたしは、わざと後ろを選んだ。 即座に座り、寝はじめた。 「和田、こっちは男子だよ。女子は隣。」 「あぁ、ごめん。」 (って、えぇ〓!?) けい?!よりによって…。
/153ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加