魔法のちから

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けど、男子とだと遠慮しちゃう。 「今日は、ありがとう!」 「ううん。こっちこそ。」 あたしだけ方面が違うからわかれて帰った。途中で龍之介と会った。 「一人でどうしたんだ?」 「けいたちと遊んでたの★」 「ふぅん。」 「じゃあ、あたし急いでるから!」 ほんとは急いでなんかない。ただ、龍之介と話すのが怖かっただけだ。この頃、龍之介が違う感じがするから。 [楽しかったね!また、誘ってね♪] 梨華か…。 何故か返事をしなかった。 「知里、大丈夫?」 「大丈夫だけど?(笑)」 「昨日、メールしたのに返事がなかったからさ。知里、メール来たらすぐに返すじゃん?なのにって感じ。」 「ごめんね、疲れててさ♪」
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