貴方に人生を捧げる

このままでいいの？

「優勝、おめでとう！」
家は優勝を祝って寿司にした。
妹も赤組だったから家族みんなが喜んだ。
「ちぃちゃん、指揮者かっこいいっていろんなお母さんに言われちゃった！」
「あ、どーも。」
「あとさ、ハルすごいね。最初からあんな差をつけて。けど、失格は残念だったね。」
何で、ハルの話題なんだよ。
ハルとうちは親同士も仲がよくて親はよく、ハルの話をする。
「あと、明日あそぶから。じゃあ、ごちそうさまでした。」

いつも通り、携帯をいじってたら、こうきからメール。
［和田さ、ハルに言葉で告白してないよな？明日、やってよ。］
［死んでもやだ。］
馬鹿じゃないの？やるわけないじゃん。
［やったら、ハルのメアドあげるからさっ！］
えぇ…。
この時、普通なら喜んでもらうはずだが何故か悩んだ。